眼精疲労の原因

2021/02/13

今回は前回の続きで眼精疲労の原因なども説明していこうかと思います。

眼精疲労の原因は1つではなく、目や全身の病気に関連した病気もあれば、心理的環境的な要因によるものもある。目に関連した眼精疲労としては、遠視や近視、乱視といった屈折異常に伴うものがあり、こうした屈折異常が存在すると、ものを見るという日常的な動作に関連して、常時目に負担をかけることになる。眼鏡やコンタクトレンズによる矯正が適切でない場合も同様のため、自分に合った矯正を行うことが重要である。その他、老眼やドライアイ、白内障、緑内障なども眼精疲労の原因となる。

近年では、パソコンやスマートフォンの登場に関連して、長時間パソコン業務に従事する方も増え、デジタルデバイスの画面に、長時間焦点を合わせて作業を続けることから、VDT症候群を発症する方が増え、このVDT症候群が原因となり、眼精疲労を発症する場合も増えてきている。その他、高血圧や虫歯、貧血、自律神経失調症などが原因となって、眼精疲労が引き起こされることもある。